従来のリアル結婚式ではプロポーズ後からやることがたくさん!ですが、最近聞くようになったオンライン結婚式では何をどう準備したらいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?
オンライン結婚式でもしっかりとスケジュールを立てて準備を進めれば、抜け漏れや直前になって慌てることもなくなります。
本記事では、オンライン結婚式のスケジュールとやることリストをご紹介します!
今話題のオンライン結婚式とは?
世界中が新型コロナウイルスの脅威に晒され、やむを得ず結婚式の延期・中止が相次ぎました。そんな厳しい状況の中でも「結婚式を挙げたい!」というカップルの声から急速に広まったのが「オンライン結婚式」です。
これは「オンライン」という名前のとおり、従来のリアル結婚式(会場に集まって対面で行う結婚式)ではなく、WEB上で行われる非対面の結婚式のこと。
ZOOMなどのビデオ通話システムやYouTube Liveなどのライブ配信サービスを使うことで、新郎新婦の晴れ姿をリモートでゲストに見てもらうのです。
オンライン結婚式について、詳しくは以下の記事も参考にしてください。
参考:結婚式もリモートに。新たなスタイル【オンライン結婚式】とは?
オンライン結婚式のやることリスト*2ヶ月前
リアル結婚式では通常、半年〜1年もの準備期間が必要ですが、オンライン結婚式はなんと2ヶ月前からの準備でOK!中には最短2週間で開催することもできます。
その理由はオンライン開催の分、どこの会場にするか、装飾はどうするか、お色直しドレスはどうするかなど「決めなきゃいけないこと」が減っているから。席次表や小物など時間のかかる手作りアイテムも省略でき、スムーズに結婚式準備を勧められます。
それでは、2ヶ月前からのやることリストを見ていきましょう!
両家への挨拶と結婚報告
まだ両家への挨拶が済んでいないカップルは、なるべく早く挨拶と結婚報告をしに行きましょう。結婚報告は先に女性側、次に男性側という順番で行うのが一般的です。
すでにオンライン結婚式にすると決めているのなら、その旨を伝えておきましょう。オンライン結婚式はどんなものか、どうやって開催するのかなどがわかっていれば両家両親やインターネットに慣れていない祖父母も安心です。
結納・顔合わせ
両家への挨拶が済んだら、次に親同士が挨拶をします。結納や顔合わせをして、両家との繋がりを強めましょう。
結納とは、両家が行う婚約の儀式のこと。形式にのっとって結納金や結納品を贈ります。ただ最近では結納をしない場合もあり、その場合は顔合わせ食事会で挨拶をします。
顔合わせ食事会は料亭やレストラン、もしくは妻・夫の家で行います。特に決まりはありませんが、結婚という大きな節目ですから両家ともにフォーマル・セミフォーマルな服装で行いましょう。
オンライン結婚式サービスの比較・見積もりする
オンライン結婚式では式場を探す代わりに、オンライン結婚式サービスを探します。
最近は新たにオンライン結婚式サービスが立ち上がったり、または従来の式場やレストランがオンライン結婚式プランを作ったりして、オンライン結婚式サービスが充実してきました。
それぞれ違った特色もあれば料金もピンキリなので、気になるサービスを比較し、見積もりを取りましょう。サービスの比較はメールやチャット、オンライン通話などででき、会場まで足を運ぶ必要がないので、早めに情報が集まるでしょう。
参考:【徹底比較】どれがいい?【オンライン結婚式】のサービス毎のメリット・デメリット比較
結婚指輪を購入する
実は結婚指輪を準備するのは意外と時間がかかるもの。好みの指輪を探すのはもちろんですが、オーダーメイドしたり、サイズ直しをしたりと、手元に来るまでに数週間必要なのです。そのため、結婚指輪探し・購入も早めにしておきましょう。
オンライン結婚式のやることリスト*1ヶ月前
オンライン結婚式の1ヶ月前は実際に決定したり動き出したりすることが多く、最もやることが増える時期です。
1ヶ月を切って慌てることのないよう、前倒しのスケジュールを立てて行動しましょう!
オンライン結婚式サービスを決定する
まずはどのオンライン結婚式サービスを利用するかを決定します。決定の基準は人それぞれ違いますが、
- 会場を配信場所として利用できるか
- ドレスレンタルや料理の手配などサービスの充実度
- 自分たちの予算に見合うか
などを基準にして決めている人が多いようです。とはいえ一番大事なのは「オンラインであっても自分たちが理想としている結婚式にできるか」なので、新郎新婦でよく話し合って決めましょう。
日取りと会場を決定する
オンライン結婚式の配信は、会場を利用しても、自宅配信でもOK!会場配信なら本物の結婚式らしい演出ができますし、自宅配信ならリラックスしてカジュアルな結婚式ができます。バーチャル背景やスタジオを利用して、結婚式の雰囲気を作ることも可能です。
ただし、オンライン結婚式のサービスによっては自分で会場を手配したり、逆に会場を利用しないといけないサービスもあるので注意!それを考慮したうえで、前述したオンライン結婚式のサービスを決めるといいでしょう。
日取りは「大安」や「友引」など縁起の良いとされる日や二人の記念日を選ぶ人が多いです。ゲストの参加のしやすさを考慮して、土日祝日、または平日夕〜夜の開催も考えましょう。
司会を手配する
オンライン結婚式を自分たちで進行するのは至難の技。必ず司会も手配しましょう。司会者はオンライン結婚式の進行役であり、盛り上げ役、まとめ役です。
オンライン結婚式サービスが司会者を手配してくれる場合はお任せしてもいいですが、自分たちで手配しなければいけないときはMC派遣サービス・司会代行サービスなどを利用してみましょう。
参考:結婚式には必須!【オンライン結婚式】の司会はどうすればいいの?
ゲストのリストアップ
どの人に結婚式に参加してほしいか、ゲストのリストアップを行いましょう。
リストアップの順番は、親族→恩師→同僚・友人の順です。親族で誰を呼ぶかは、親と相談して決めてくださいね。また祝辞や乾杯をしてもらう人、受付や余興をお願いする人も必要です。
ゲストはリモートで参加できるので「〇〇さんは遠方だから……」と気にする必要なく招待できるのがいいですね。
ゲストに招待状を送る
ゲストのリストアップができたら、次に招待状を作成して送ります。
ただし紙の招待状に返信用ハガキを同封する方法では、作成も返事も時間がかかるもの。そこで、オンライン上で招待状を送れるWEB招待状サービスを利用しましょう。
ビルーチェのWEB招待状は50種類以上のデザインの中から好きなものを選び、画像や動画を設定して作成します。出欠管理機能やご祝儀・会費の事前決済機能も付いており、招待したゲストの把握・管理がすべてWEB上で完結するのがポイントです。
参考:【コロナ対策】受付・決済はリモートで!安心・安全な結婚式を開催するための選択肢
参考:2020年秋最新!【オンライン結婚式】での失礼のない招待状の送り方
衣装・小物・ヘアメイクを選ぶ
一緒に一度の晴れ舞台ですから、衣装やヘアメイクにもこだわりたいですよね。オンライン結婚式でもドレスやタキシードを着用するのが一般的。衣装・小物・ヘアメイクを選びましょう。
こちらもオンライン結婚式サービスのプランに含まれていたり、オプションがあったりするので、プランナーに相談してみましょう。
もし含まれていない場合には衣装レンタルショップを利用するといいでしょう。少し値は張りますが、気に入るドレスがあるならドレスショップで購入してみてもいいかもしれません。
参考:話題の【オンライン結婚式】ゲスト・新郎新婦の服装はどうすればいい?
前撮りをする
オンライン結婚式だとどうしても「結婚式らしい」写真を撮るのが難しくなります。その代わり、前撮りをして結婚の思い出を作ってみましょう。
前撮りは会場やスタジオはもちろん、思い出の場所で撮ることも可能。オンライン結婚式サービスの中に前撮りプランが含まれている場合もあるため確認してみてください。
撮影した写真は結婚式当日の待機画面に設定したり、動画にして流したりすることもできますよ。
オンライン結婚式のやることリスト*2週間前
オンライン結婚式まであといよいよ2週間!ここからは、最終的な準備に取りかかっていきます。
プロフィールムービーを用意する
ビデオ通話システムには画面共有機能のついているものもあり、ゲストにこちら側のPC画面を見せることができます。PC画面から動画を流せば、ゲスト側の画面にも動画が流れるという仕組みです。
その仕組みを利用してプロフィールムービーを流すのはいかがでしょうか?ぜひともプロフィールムービーを用意して、結婚式のオープニングを盛り上げてみましょう。
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引出物や料理を手配する
オンライン結婚式において、引出物や料理の手配は必須ではありません。しかしゲストからご祝儀をもらっている場合やお礼の気持ちを形として伝えたいときには、ぜひとも準備しておきたいものです。
引出物・料理の手配は宅配サービスやケータリングを利用し、ゲストの自宅まで届けてもらいます。
引出物や料理があると一体感が生まれ、ゲストにもパーティをより楽しんでもらえるでしょう。
参考:オンライン結婚式に引出物って必要?パターンごとの引出物の有無と送り方
会場参加のゲストへのお車代・お心付けを準備する
オンライン結婚式のパターンとして、ゲスト全員オンライン参加の場合と、一部のゲスト(親族や仲の良い友人だけなど)が会場に来て参加する場合の2パターンがあります。
後者の場合、会場参加のゲストや受付担当のゲストには、はるばる来てくれたお礼にお車代やお心付けを準備しましょう。
オンライン配信の機材を準備する
結婚式の様子をオンライン配信するには機材が必要です。会場やオンライン結婚式サービスが用意してくれる場合がほとんどですが、そうしたサービスを利用しない場合には自分たちで準備しなければいけません。
また、会場が用意してくれてもこだわりたい人は自分でカメラや照明を持ってくることもできます。
オンライン配信の機材についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください!
参考:【オンライン結婚式】配信機材の準備方法!購入?レンタル?施設を利用?
オンライン結婚式のやることリスト*前日〜当日
オンライン結婚式開催の前日〜当日になったら、直前にやっておくことがあります。結婚式が11時から始まる場合でも、9時くらいにはスタンバイしておきましょう!
会場を装飾する
新郎新婦が素敵な衣装を着ていても、会場が殺風景だと寂しいですよね。せめてカメラに写す場所だけでも、装飾をしておきましょう。
会場に持ち込みアイテムを搬入したり、自宅で行う場合には一角を高砂のようにデコレーションします。バーチャル背景を利用すると装飾の手間も省けて、簡単に結婚式らしい演出ができますよ。
司会・スタッフと直前打ち合わせ
前日には当日の司会者や撮影スタッフと最後の打ち合わせをしましょう。打ち合わせの内容は当日の流れの確認や撮影方法など簡単なもの、最終確認するものだけでOK。
新郎新婦は翌日の結婚式に少なからず不安があるはず。司会やスタッフと話して、少しでも不安や緊張を和らげておくといいですね。
リハーサルをする
前日、または当日には、新郎新婦・司会・スタッフと共にリハーサルをして、式の流れを把握しましょう。これはスムーズにオンライン結婚式を進めるためにやっておきたいことの一つです。
リハーサルがあるのとないのとでは、新郎新婦の緊張の度合いも変わってきます。リハーサルをして流れを把握しておいた方がリラックスして式にのぞめるはずです。
配信前に写真撮影をする
会場に家族が集まる場合には、従来のリアル結婚式にならって家族と新郎新婦とで写真撮影を行いましょう。ただし、前撮りで家族写真もまとめて撮る場合にはなくても問題ありません。
当日撮影した写真をオンライン結婚式・披露宴中に見せられることも、オンライン配信ならではですね。会場やスタッフに写真を見せる場面を作れないか相談してみてください。
ゲストに配信ツールの使い方の案内をする
結婚式が始まる15分〜30分ほど前に、ゲストに一度ビデオ通話システムに接続してもらい、テスト配信を行いましょう。これは「きちんと接続できるか?」「問題なく配信できるか?」など接続状況を確認するために必要な工程です。
テスト配信では、司会またはスタッフの方から配信ツールの使い方を案内します。はじめてビデオ通話システムを使う人へ案内・サポートをすることで、本番を楽しんでもらいましょう!
オンライン結婚式の準備に迷ったらやることリストを参照!
オンライン結婚式はカジュアルな式のイメージがありますが、実はフォーマルな結婚式にすることもできます。「従来のリアル結婚式がそのままオンライン配信になっただけ」と考えると、きちんと準備しておきたいこと、やるべきことも明確になるはずです。
もしオンライン結婚式の準備に迷ったときには、ぜひとも本記事をやることリストとしてご活用ください!